2017年4月26日水曜日

トラブルを未然に防ぐ「予防法務」

司法書士は、その名前のとおり、法律の専門家です。

法律専門家、というと、法律を使って裁判でトラブルを解消する!
というイメージがあると思います。

でも、実際に法的なトラブルが起こってしまって、
裁判手続きをするとなると、お金も労力もかかります。
精神的な負担も大きいです。

だから、法的なトラブルなんて、
起こらないことがいちばんです。


将来において法的なトラブルが起こらないように、また、
もし起きてしまったとしても最小限に抑えられるように、
法律の知識を使って適切な措置を講じておくことを、

「予防法務」

と呼んでいます。

病気を未然に防ぐ「予防医学」の、法律版みたいな感じですね。


具体的には、次のような手段が考えられます。

〇相続の際に親族間でもめないように、
 法的に認められる形式を備えた遺言書を作ること。

〇契約ごとは、口約束で済ませずに、書面で残しておくこと。

〇判断能力が十分ではない人が悪徳商法の被害にあわないために、
 成年後見制度を利用すること。

〇不動産についての権利関係が誰にでも確認できるように、
 実体に合った正しい登記申請をすること。


日常の業務の中で、「こうなる前に専門家に相談してもらえれば…」
と思うことは少なくありません。

だから、「予防法務」は司法書士の重要な仕事だと、
私は思っています。

すでに困っている方はもちろん、
今は困っていなくても、ちょっと心配なことがあるという方からも、
気軽に相談してもらえる司法書士でありたいです。